転職は計画が10割!エージェントで市場価値を把握せよ

新作のドラクエ3リメイクは転職をする度、強くなっていきます。

きっとそういうことです。

カウジです。

今回は転職エージェントを活用して、転職活動だけではなく市場価値の把握、自身の棚卸、キャリアプランの見直しをしていけたらと考えています。転職サイトと転職エージェントはどう違うのか、職務経歴書はどう書けば良いかをまとめていきます。

要点

  • 転職エージェントは、単に求人を紹介してもらうだけでなく、市場価値の把握、自己分析、キャリアプランの見直しに活用する。
  • 転職したい時は活用することで、活動が格段に効率よく進み、成功確率が高まる。

転職サイトと転職エージェントの違い

まとめると、ざっくり下記です。

項目転職サイト転職エージェント
サービス内容求職者が自分で求人を検索・応募するアドバイザーが求人選定や転職活動をサポート
求人情報の公開形式公開求人が中心で、誰でも閲覧可能非公開求人が多く、エージェント経由でのみ紹介
主体性求職者が主体となり、全てを自分で管理アドバイザーのサポートを受けながら進める
サポート範囲主に求人情報提供。履歴書作成ツールやスキル診断機能などが一部利用可能履歴書・職務経歴書の添削、面接対策、条件交渉など、転職活動全般をサポート
費用完全無料求職者は無料(企業がエージェントに報酬を支払う)
向いている人– 自分で求人を探したい
– 応募先を自由に決めたい
– 気軽に情報収集を始めたい
– プロのアドバイスが欲しい
– 市場価値を知りたい
– 忙しくて時間がない
メリット– 自由に求人情報を比較
– 時間や場所に縛られず利用できる
– 専門的なアドバイスが受けられる
– 非公開求人にアクセスできる
デメリット– 全て自己責任で進める必要がある
– 初心者にはハードルが高い
– アドバイザーとの相性が重要
– 紹介される求人に偏りがある場合がある
企業側の目線に立つとどんな人が応募してきても対処しないといけないリスクはある。どこに掲載するかが大事。人材採用に関してそれなりにお金を払える財政状態。
結論– 複数エージェントと相性合わない場合は転職サイトから– 長く持つ企業への転職はエージェント経由の方が確実
– とは言え、エージェント次第

転職エージェントに勤める知人曰く、「転職サイトを使った転職は運要素が強い。その企業がどういう会社かは、入ってみないと分からない。応募した業務とは違う業務に就くこともザラ。よく聞く話だと思う。一方で企業側は企業側で、誰が来るか分からない状態というのはある種の覚悟ができている。思っていたのと違った人は、急遽違う部署にあてたり、人の出入れが激しい会社だと毎月研修を行ったり。本来やらなくていい業務に時間を割いている。自分であればエージェントを使う。一方でエージェントも人によって当たり外れがあるので、属人化しない運用を取っているところか、数当たってみる必要はあるかも。転職サイトよりは運要素は低いと思う」とのこと。

市場価値を把握することによる精神的メリット

現在の職場で今後仕事を継続するのか、定期的に悩むことがあるのではと思いますが、市場価値を把握しておくことで、現在の職場でも気持ち的に安定するのではと考えます。自身の価値が市場より高い・低いはこの際、二の次でもいいかもしれません。どっちでもいいという気持ちが持てたらある種、勝ちのような気がします。

  • 現在の収入=市場価値が同等、もしくはそれ以下の場合 …使ってもらっている分、頑張るしかないとなる
  • 現在の収入<市場価値 …転職すればいいので、現在の職場で多少何かあってもという気持ちに持っていける

転職「活動」自体はタダでできるので、やっておいて損はないと考えます。

職務経歴書

職務経歴書は、あなたの魅力をアピールするための重要なプレゼンテーションツールです。書類選考通過の可否は、その内容で決まります。

第三者にチェックしてもらうことが大事

これは職務経歴書に限った話ではないですが、人は、自分が作成したものや労力をかけたものに対して過大な価値を感じる傾向があり、客観的な判断が難しくなります。転職サイトを活用する場合でも、第三者にチェックしてもらうことは非常に大事です。

作成者視点: 作成者は「確証バイアス」に陥りやすく、自分の意図や思い込みが正しいと信じがちです。資料の中で自分が強調したい部分や力を入れたポイントを過剰に重視し、全体のバランスを見失うことがあります。

チェック者視点: チェック者は「新しい情報」として資料を見るため、意図が明確でない部分や誤解を生む表現に気づきやすいです。特に「情報のギャップ」(情報が不足している部分)が目立つ場合、指摘しやすくなります。

自分ができることの主張よりも、相手にとって何が貢献できるかの方が大事

職務経歴書は、採用担当者に向けて作成するものとなります。応募先の企業で自分が貢献できることは何か。ニーズに沿った内容を記載する必要があり、そのニーズとは何かを事前に分析しておく必要があります。どんなにすごいキャリアやスキルを持っていたとしても、それが相手にとって必要のないものであれば意味がないし、そもそも応募先を間違えていることにもなります。

目に見えた実績がなかったとしても、上司や取引先などから「感謝されたこと」「褒められたこと」などをリストアップしておくのはとても大事。データで表せないような事柄に、人柄が詰まっており、採用担当者の目に留まる場合があると考えます。

要点を簡潔に説明するための訓練として活用

職務経歴書の作成においてもっとも重要なのは、一目で要点が掴めるかどうか。採用担当者は多くの職務経歴書を見る中で、短時間で内容を理解する必要があるためです。要点を簡潔に、業界用語などは取っ払って、誰でも分かるように伝えることが求められます。これが本当に難しい。

キャリアの棚卸をして、実績や成果を数値化・言語化する

これまでの自身のキャリアの棚卸しを行い、残してきた成果・実績などを言語化することは重要です。業務内容を振り返り、どのような成果・実績を残したか言語化してみてください。また、過去の業績や成果を示す際に、以下のように具体的な数値を用いることで、実績の大きさや重要性を明確に伝えることができます。また、数値を用いることで、内容の客観性や信頼性も高まります。

数値で見せる実績具体例:

  • 売上高 前年比〇%アップ
  • 固定費 前年比〇%ダウン
  • 目標達成率〇%
  • 社内実績〇人中〇位 など

まとめ

転職は単なる仕事の変更ではなく、自己成長と新たな可能性への挑戦です。現状の仕事や自身のキャリアに不安があるうちは、まずはエージェントを活用して市場価値の把握から。いつでも転職できるよう準備をしておくと、気持ちが楽になるはず。

転職活動自体はタダでできるので、新しい自分を発見するきっかけとして、お試しあれ!私は今ちょうど、転職活動中です。自信を持って、一歩を踏み出しましょう!

ではまた!

カウジ

1981年、長野県生まれ。
地元の高校を卒業後、ゲームプログラマーを目指し上京するも
早々に挫折。その後、地元に戻ることなく短期契約の派遣で
生計を立てながら、模索の日々を過ごす。

そんな中、25歳の時に現在の会社に縁があり、
正社員として入社することに。
それからは、それとなく仕事をこなしながらも、
どこかで「自分のやりたいことは何か」と問い続ける日々が続く。

ようやく気づいたのは
「人の成長に貢献すること」が 自分の生き甲斐だということ。
40代を迎えたのを機にその思いを実現するため、学び直しを決意。

これまでに100冊ほどの書籍を購入し、知識を深める勉強を継続中。
このブログでは学びの過程で得た気づきや知識をアウトプットし、
読者の皆さまにも役立てていただければと考えています。

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