時間管理でも、行動管理でもなく、思考管理。

結局、何にも管理できていません。

カウジです。

業務の生産性を上げたくて、時間術の本を読んだこともありました。が、時間を管理しても、1時間は1時間。じゃあ、その1時間の行動管理をすればいいんでしょと思い、タスクリストなどの行動は考えるものの、考えた通りにはいかないことの方がほとんど。そうすると、行動の前に思考の管理が必要なんじゃないかなと考えた次第です。

こうやって頭をぐるぐる回していないで、さっさと行動すれば?と思います。

私もそう思います。

本当に。

ちょうど考えがまとまってきたところでもあるので、ここで公開をしてしまって、少しでも参考になれば幸いです。

要約

  • 自由時間を確保するためには、無駄な思考停止状態を防ぐことが必要。自分の優先順位を明確にし、問題同士が衝突する状況を避ける工夫をすること。
  • どっちでもいい思考が最強。

理由

多くの人が自由時間を作れない原因は、タスクの多さではなく「選択肢の多さ」と「迷い」からくる思考停止状態。
心理学的には、脳は複数の問題が同時に存在すると優先順位を見失い、どれにも手をつけられなくなる特性を持っています。

ダイエットはしたいけど、ドーナツ(こねた小麦に砂糖をまぶして揚げるという天敵)を食べたい。

ダイエットはしたいけど、全部のせラーメンを食べたい。

相反する欲望が共存すると、そこでフリーズ。結果として重要でないタスクに時間を浪費したり、行動を先延ばしにしたりしてしまいます。どちらか選ばないといけない状態

この問題を解決するには、以下のポイントを押さえてみることが大事です。

  1. 意思決定を減らす
    意思決定には多大なエネルギーが必要。無駄な選択肢を減らすことで、脳の負荷を軽減させる。
  2. 優先順位の可視化
    タスクや問題をリスト化し、何に取り組むべきか明確にすることで思考停止を防ぐ。
  3. 習慣化で自動化する
    毎日のルーティンを設定し、時間の流れをコントロールすることで、迷いや無駄を排除する。

これらを実践することで、自由時間を増やし、人生の満足度を向上させることが可能です。


具体例

ステップ1:時間の見える化

まずは、自分の1週間のスケジュールを記録して、どのように時間を使っているかを把握します。たとえば、スマホの使用時間や、何気なく過ごしている時間を「見える化」することで、無駄な時間が浮き彫りになります。

  • ポモドーロ・テクニック
    25分間集中して作業し、その後5分休憩をとるサイクルを繰り返す方法です。この方法を活用すれば、短い時間でも集中力を維持。
  • タスクリストの活用
    朝の時間に「その日にやるべき3つのタスク」をリスト化し、優先順位を明確にします。これにより、迷いが減り、1日の行動がスムーズに。

ステップ2:思考停止を防ぐ環境づくり

次に、思考停止を引き起こす原因となる「問題同士の衝突」を防ぐために、以下のような環境を整えます。

  • マルチタスクを避ける
    一度に複数のタスクに取り組むと、脳はどれを優先すべきかわからずエネルギーを浪費します。一つのタスクに集中する環境を作流。
  • 決断のルールを決める
    たとえば「メールの返信は1日3回だけ行う」「服装はローテーションで決めておく」など、あらかじめルールを設定することで、無駄な意思決定を減らす。
  • ノイズを排除する
    作業中はスマホの通知を切る、集中しやすい音楽を流すなど、外的な妨害を最小限にする工夫が有効。

ステップ3:習慣化で自由を確保する

最後に、日々の行動を習慣化して、自由時間を「自動的に確保できる仕組み」を作ります。

  • 朝30分の計画時間を確保する
    朝の静かな時間を使って、1日のスケジュールを立てる習慣を作流。
  • 夜のリフレクションタイムを持つ
    その日に達成したことを振り返り、翌日の計画を練る時間を確保することで、翌日のスタートをスムーズに。
  • 自己投資の時間を組み込む
    自由時間を単なる娯楽ではなく、読書やスキル習得など自己投資に充てることで、長期的な満足度を高める。

まとめ


自由時間を作る鍵は、「感情に流されず、思考停止を避ける」ことです。意思決定を減らし、優先順位を明確にし、習慣化を通じて自分の時間を取り戻すことで、人生の質を大きく向上させることができます。

心理学を駆使して、気持ちの管理を。そして行動の管理を。その結果、時間管理を!

ではまた!

カウジ

1981年、長野県生まれ。
地元の高校を卒業後、ゲームプログラマーを目指し上京するも
早々に挫折。その後、地元に戻ることなく短期契約の派遣で
生計を立てながら、模索の日々を過ごす。

そんな中、25歳の時に現在の会社に縁があり、
正社員として入社することに。
それからは、それとなく仕事をこなしながらも、
どこかで「自分のやりたいことは何か」と問い続ける日々が続く。

ようやく気づいたのは
「人の成長に貢献すること」が 自分の生き甲斐だということ。
40代を迎えたのを機にその思いを実現するため、学び直しを決意。

これまでに100冊ほどの書籍を購入し、知識を深める勉強を継続中。
このブログでは学びの過程で得た気づきや知識をアウトプットし、
読者の皆さまにも役立てていただければと考えています。

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