実家の2Fから見える北アルプス。2025年1月1日撮影。

カウジのプロフィール
長野県生まれ埼玉在住、43歳のカウジです。
中堅企業に勤める中堅サラリーマンとして、合理的にそつなく切り抜ける人生の攻略本をテーマにこのブログを書き始めました。
私は、50までにサイドFIREを実現し、自由な生活をすることを目指しています。サイドFIREを選んだのは、社会的なつながりを通じてだれかしらの貢献するという自分の価値観は大事にしたいため。
これまでの人生、気付いたら今の状態になっていた。このことに対し、最初は危機感を覚えて、第二のキャリアを見つめ直さないといけないと考えて転職活動とかもしたものの、上がることだけがキャリアではないとも感じています。SNSなどでよく見る大きな成功の裏には、大きな失敗や挫折、どん底を経験したうえで這い上がってくる、まるでジェットコースターのような浮き沈みの激しい人生は、一般のひとには当てはまらないし、こういったストーリー自体、結構うんざりしているのが本音。もうちょっと穏やかに過ごしたいと思います。
当ブログは穏やかに過ごすために、できるだけ効率よく合理的な手法を、心理学や科学的根拠を用いて、自身の体験と共に提案していきたい。
超ざっくりイメージとして、60点以上が合格ラインとして、80点を目指すために120点くらいの馬力で頑張っている人が多いように思えます。こういった方へ、55点くらいで、残り5点は「ここまで来たんだから合格にしてくださいよ」と交渉して繰上当選するくらいの気持ちを持てるようになると、だいぶ楽になるのかなと。
私の紹介をざっくりと。
~18歳
学区内では偏差値の高い方にあたる高校へ入学。
高校は周りとあまり馴染めず、中学から継続して入ったバレーボール部は入部3か月にして退部。部活加入が必須である高校だったが、その後、帰宅部として3年間を過ごす。暗黙のルールとして存在する文化や伝統は、実際の契約・条件とは必ずしも一致せず、守らなくても卒業には影響ないということを知った。
学業の成績もふるわなかった。漢文って将来、いったい何に役立つんだろう。勉強する意味なくね?と考え、赤点スレスレでくぐりぬけてきた。大学へ行くことは始めから考えていなかったため、学校のテストは100点でも、赤点スレスレでも、通過すれば同じじゃね?という卑屈な考えが、現在の仕事のスタイルに十分、活用されている。
これらの態度から担任からの印象はさすがに悪く、目を付けられていた。将来の目標は、それまではとりあえず公務員になっておけばいいかなーくらいの考えで担任にもそう言っていたが、担任から私へのアタリがどうしても納得がいかず、2年の2学期終わりの感想文(?)で、「先生を見て、公務員になることは止めたいと思った。人によって態度を変える偽善者にはなるなんてもっての外。気付かせてくれてありがとう」くらいのことを書いて、当然に呼び出しを食らう。主張そのまま伝えた後、残り1年間はほとんどしゃべらず無事に卒業。言いたいことはちゃんと言わないといけないと学んだ。
一般的なレールには当てはまらない価値観だったなと思う。
18~19歳
高校卒業後、都内へ上京。きっかけは「地元は製造業しか選択肢がなく、製造業では働きたくなかった」こと。そのため、「ゲームの専門学校へ通いたい」という後付けの理由で都内へ上京。もともと理系なので、プログラマーならいけるかと甘々な考えで。
ただそんな気概では当然、長く続くわけもなく、半年で挫折。当時は、プログラマーは35歳定年説というものがあり、専門学校を20歳で卒業したとしても15年しか活躍できないのか?そう考えたら、2年の学費を払ってもらう意味も価値もないのではと考えてしまい、やる気をなくす。1年目の学費は払ってくれているとして、もう1年の学費を払ってもらう前にやめた方が実家的にもいいのではと。意外にも、サンクコスト1対策は講じることが出来ていたかも(?)
一緒にゲームを作ろうとチームを組んでいたパートナーがいたが、裏切る形に。これに関しては今でも、本当に本当に申し訳ないと思っている。
その後は、帰省する勇気も決断もできず、都内に残る。
武蔵野市にある学校の寮を追い出され、近場の練馬のアパートへ引っ越す。何をどうしたら良いか考えるも、何もせず、誰とも話さなかった1週間。意外と何とかなった。
やりたいことがこれと言ってなく、であれば出来ることを増やそうと思い、20歳までにOffice(Word・Excel・Access)と日商簿記2級の資格を取得。
この2つは40過ぎた今でも大いに役に立っていて、自身への先行投資はなかなかやるなと思った。
19~25歳
社員になることで責任が伴うことがイヤで、派遣という選択肢を25まで取り続ける。
派遣社員やアルバイトを転々とする。百貨店の伝票入力業務(テンキーのみ)→法律事務所(書類作成)→人材派遣業(営業サポート)→流通業(入力事務)→出会い系サイトのサクラ(入力事務)→金融(電話営業)→プロバイダー(カスタマーサポート)→EC(クレーム対応)と流れて、縁あって今の仕事に。
自由に生きたいとも思い、平行して某ネットワークビジネスに加入。結果、もともと少ない友達を失い、お金も失い、ただのハードリピーターと化す。
25~現在
幸いにも、派遣社員→契約社員→正社員とステップアップ(?)し、現在も今のお仕事を続けています。
現在の仕事は経営企画的な位置づけで、頭をよく使う仕事。
私の場合は、気付いたら今の状態になっていた典型的なパターンです。
25歳から18年間、サラリーマンをしていますが、なんとなくだけど、ここじゃない感を持ちつつも、でもずるずると、今に至っています。
他の方のブログとの違いは何か
「自己啓発がそもそも苦手、怪しい、よくわかんない」「今まで接点がない」「そうは言っても、やり方が分からない」といった方に向けて、記事を書いていきます。従来の自己啓発とは異なる点を意識していきます。
今年に入ってから生成AIが台頭しており、チャットGPTに聞けば、それなりの回答をしてくれます。ただ、回答を得られるまでに必要な質問が何かわかっていないと、リーチすらしない。そういった手前の知識を、薄くてもいいので広く、つかめるようなきっかけを作りたい。
これから
今、心に描いているのは「合理的な人生戦略」をもっと本格的に展開していき、そつなく攻略できることの支援。これまでの経験と学びを活かし、誰かの背中をそっと押せるような活動を広げたいと思っています。
最後に
迷い、遠回りしながらも歩んできた私の人生。それはまるで、自分で書き足してきた人生の攻略本のようなものかもしれません。このブログでは、そんな等身大の視点から得た気付きやヒントをゆるく綴っています。同じように悩みながら前に進むみなさんが、「これだったらいけんじゃね?」「こいつにもできたなら、自分もいけるかも?」と感じてくれるような存在になれたらうれしいです。これから一緒に、人生という旅の攻略法を探していきましょう。
- 過去に投資したコスト(時間やお金)が無駄になることを惜しむあまり、合理的な判断ができなくなり、さらに損失を広げてしまう心理現象。 ↩︎