感情に流されているうちにお金も流れていく。行動を変える3つの心理学的視点。

好きな言葉は「はらたいらに全部」(古すぎる???)

若干寒いギャグを消そうかどうしようか、30分ほど悩みました。

感情が流されそうな、カウジです。

投資本などを読んでいくと、資産拡大に関する考え方はいっぱい載っているものの、その根底は全て「心理学」や「行動経済学」で説明がつくのではと考えました。

以前の私は

勉強をしないといけない状況であるという自覚を持った背景には、やはりそれ相応の失敗をしてきたからにあります(泣)

  • ライブドアショック真っ只中、乱高下する個別株を保有し、いつ売ろうか気になって仕事ができなくなる。心ここに在らず。
  • 株は短期売買(デイトレ)派→急落して、思考停止→塩漬け化。
  • 2ch ボロ株保有者同士の慰めスレッドに入り浸る

要点

お金に関する行動や成功の鍵は、心理学で説明が可能です。浪費など、わかっちゃいるけど思うようにいかない場合は、背後にある人間の心理を理解し、対処方法を知ること。お金との付き合い方を改善し、豊かな人生を送ることを考えていきます。

お金と向き合う際の行動や選択は、人間心理の3つのポイントに集約されます。

  1. 感情と向き合う:お金の感情的側面を理解する
  2. 行動を最適化する:良い習慣を作るための仕組みづくり
  3. 長期的な視点を持つ:未来を意識して投資する

具体例

感情と向き合う:お金の感情的側面を理解する

「お金の管理は数学ではなく、感情である」人は損失を嫌い、短期的な利益や快楽を優先しがちです。たとえば、投資で下落を経験すると恐怖に駆られて売却し、最適なタイミングを逃してしまうのはその一例です。

  • 心理学の解説
    • 損失回避バイアス: 人は損失の痛みを利益の喜びの約2倍強く感じる。
    • 確証バイアス: 自分にとって都合の良い情報だけを選び、意思決定を偏らせる。
  • 改善の行動例
    1. 投資のルールを設定して感情に流されない仕組みを作る。
      • 例: 20年以上の長期運用を前提とする。短期の下落では売却しないと事前に決める。
    2. 自分がストレスや不安を感じるタイミングを把握する。浪費や誤った投資判断が起きやすい瞬間を認識するだけで改善が可能。


「お金のために働く」のではなく「お金を働かせる」生き方。この違いを理解する鍵は、感情に振り回されない冷静な判断です。


行動を最適化する:良い習慣を作るための仕組みづくり

貯蓄と投資を自動化することで、誰でも資産を増やせると言う考え。投資を始める人が直面する最大の障害は、「いつ始めるべきか」「いくら投資すべきか」という迷いですが、これらは心理学的に「意思決定疲労」の影響です。

  • 心理学の解説
    • 意思決定疲労: 毎日の選択が多いほど判断力が低下し、最適でない行動をとる可能性が高くなる。
    • ナッジ理論: 環境を変えるだけで良い選択を自然に促進できる。
  • 改善の行動例
    1. 自動化を活用する
      • 毎月の積立投資(例: 積立NISA)を設定し、考えずに資産を増やす仕組みを作る。
      • 給与から貯蓄専用口座に自動的に振り分けるように設定する。
    2. 行動をシンプルにする
      • 「少額からでも投資を始める」と決めて迷わない。
      • 少しでも貯蓄できる額をまずは貯めること。

「幸せは収入ではなく行動から得られる」という教えもあります。具体的には、自分にとって価値のある経験や安心感を重視し、無駄な消費を減らすこと。

長期的な視点を持つ:未来を意識して投資する

負債と資産の違いを理解し、資産を増やす行動をとることが重要。短期的な快楽よりも「長期的に資産を築く選択」を。

  • 心理学の解説
    • 時間的割引: 未来の利益より目先の楽しみを優先しがちな人間の特性。
    • 期待適応: 高収入や高価なものを手に入れてもすぐに慣れ、幸福感が薄れてしまう現象。
  • 改善の行動例
    1. 長期的な目標を設定する
      • 例: 10年後に老後資金2,000万円を貯める計画を具体的に立てる。
    2. 未来を可視化する
      • 未来を数字やイメージで具体的にすることで、目先の誘惑を減らすこと。

「市場のタイミングを計ろうとしないこと」が重要とされています。投資で成功するには、一貫性を持った行動と、長期的な視点が欠かせません。

具体的な行動例まとめ

  1. 感情を制御する方法
    • 買い物や投資の前に「本当に必要か?」を1日考える習慣をつける。
    • 投資のルールを事前に決め、損失の恐怖に負けない。
  2. 行動を仕組み化する方法
    • 貯蓄と投資を完全に自動化する。
    • 浪費を防ぐために予算の枠を明確に設定する。
  3. 長期的視点を持つ方法
    • 資産形成の目標を数字で可視化する。
    • 「未来の自分」に投資している意識を持つ。

結論

色んな投資テク、貯蓄・節約テクがあるものの、それを実行できないイレギュラーな対応をとる要因は「心理学や行動経済学に基づいた行動の改善」で共通しています。感情に流されず、行動を自動化し、長期的視点を持つことが、成功への鍵です。これらを日常に取り入れることで、お金の不安を減らし、より豊かな人生を手に入れましょう。

私も絶賛、挑戦中でございます!一緒に頑張りましょう!

ではまた!

カウジ

1981年、長野県生まれ。
地元の高校を卒業後、ゲームプログラマーを目指し上京するも
早々に挫折。その後、地元に戻ることなく短期契約の派遣で
生計を立てながら、模索の日々を過ごす。

そんな中、25歳の時に現在の会社に縁があり、
正社員として入社することに。
それからは、それとなく仕事をこなしながらも、
どこかで「自分のやりたいことは何か」と問い続ける日々が続く。

ようやく気づいたのは
「人の成長に貢献すること」が 自分の生き甲斐だということ。
40代を迎えたのを機にその思いを実現するため、学び直しを決意。

これまでに100冊ほどの書籍を購入し、知識を深める勉強を継続中。
このブログでは学びの過程で得た気づきや知識をアウトプットし、
読者の皆さまにも役立てていただければと考えています。

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