事業が決まっていないのに会社を辞めた。先に時間を買うという戦略

机でノートを広げ、次の人生設計を考えるカウジ

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2026年9月1日。今日から私は会社員ではありません。

ただし、退職後に始める事業はまだ決まっていません。ブログ、X、LINEスタンプ、note、新規事業。候補はありますが、どれが収入の柱になるかは分からない状態です。

カウジ

会社辞めたのに、何やるか決まってないの?とは自分でも思います。

普通に考えれば、副業を育ててから会社を辞める方が安全です。それでも私は、先に会社を辞めました。

私が買ったのは、FIRE後の自由時間ではありません。自分の事業を探し、試し、数字を見て、当たりへ集中するための時間です。

目次

20年前に諦めた「自分の事業」を、44歳からもう一度やる

20歳頃に『金持ち父さん 貧乏父さん』を読み、会社員として働くE側ではなく、ビジネスオーナーのB側や投資家のI側へ行きたいと思いました。

キャッシュフロー・クワドラントのE・S・B・Iをカウジのキャラクターで示した図解

しかし、事業を作る力も資金もなく、夢はそのまま止まりました。その後は会社員として働き、同じ会社に17年間在籍。管理職になり、転職では年収も約200万円上がりました。

一方で、会社員を続けながら投資は積み上げました。不動産を売却し、投資信託を中心に金融資産は約2,700万円。20年前に考えたI側には、完全ではないにせよ少し近づけたと思います。

それでもB側、つまり自分の事業を持つ夢は残ったままでした。44歳になり、会社員として次の昇進や転職を追うより、止めていた方へ時間を使うことにしました。

約2,700万円は、FIRE達成額ではなく実験資金

カウジ

2,700万円でFIRE達成!では全然ありません。減ったら普通に怖いです。

生活費が毎月30万〜40万円かかるなら、約2,700万円だけで一生働かずに暮らせるとは考えていません。相場が下がることもあれば、来年は不動産売却に伴う税金の支払いもあります。

だから資産は「上がり」ではなく、会社を辞めて試行錯誤する時間を先に確保するための保険です。

退職時の資産と判断については、「5,000万円まで待てなかった。約2,700万円を保険に会社を辞めた」で詳しく書きました。

なぜ、事業を決めてから辞めなかったのか

理由は、会社員の余白で事業を探すやり方では、私はずっと後回しにしてきたからです。

仕事が終わった後や休日にも時間はありました。ただ、その時間は休息や翌週の準備で消えます。ブログを書いても単発で終わり、数字を見て改善するところまで続きませんでした。

私に足りなかったのは、アイデアそのものより、仮説を実際に回す時間でした。そこで順番を逆にします。

  1. 資産を使い、先に時間を作る
  2. 複数の小さな実験を動かす
  3. PV、反応、売上などの数字を見る
  4. 反応があるものへ時間を集中する
  5. 商品や記事をストック化し、さらに時間を作る

これが今の戦略仮説です。きれいに成功する保証はありません。90日後に「会社を辞める前と大して変わらなかった」となる可能性もあります。

Day1から始める90日実験ボード

何となく頑張った気になるのを防ぐため、Day1の現在地と見る数字を置きます。30日、60日、90日で更新し、続ける・絞る・やめるを判断します。

実験Day1の現在地主なKPI30日60日90日の判断
ブログ公開12記事。検索流入と収益はまだ小さい検索クリック、PV、アフィリエイトクリック・発生未更新未更新収益につながるテーマへ集中
X約350フォロワー。退職・資産系に反応あり表示回数、プロフィール遷移、リンククリック未更新未更新反応とブログ流入を生む型を残す
LINEスタンプ2シリーズ販売。確認できた販売は1件販売数、売上、反応のあるキャラクター未更新未更新売れる用途・販路がなければ縮小
note事業化は未着手公開数、有料記事の販売数、ブログとの回遊未更新未更新有料で読まれる一次体験へ絞る
新規事業テーマ未決定困りごとの聞き取り数、試作品、初回売上未更新未更新支払いが発生した案へ集中
2026年9月1日をDay1として、30日・60日・90日後に更新します。
カウジ

ただ色々やっているおじさんでは、事業にならない。

五つを同じ熱量で続けるつもりはありません。最初は探索のために広く試し、数字が出たら狭くする。反応がないものを意地で抱え続けないことも、90日実験のルールにします。

アイデアを出し、伝わる形にして、事業としてつなげる

今の私には「何をやるか」「どう伝えるか」「どう収益までつなげるか」の三段階が必要です。そこで、次の3冊を実験の道具として使います。

『アイデア・バイブル』で案を増やす

最初から正解を一つ当てようとすると、動けなくなります。『アイデア・バイブル』は、発想法を使って候補を増やしたい段階で使います。私の場合は「40代の退職」だけで終わらせず、経験、資産形成、ブログ、キャラクターなどを組み替え、試せる案へ落とします。

『アイデアのちから』で伝わる形にする

案があっても、相手に意味が伝わらなければ選ばれません。『アイデアのちから』は、単純明快さ、意外性、具体性、信頼性、感情、物語性という視点から、メッセージを記憶に残る形へ整える本です。ブログのタイトルや商品の説明を作る段階で使います。

『ストーリーとしての競争戦略』で活動をつなげる

ブログ、X、LINEスタンプを個別に頑張るだけでは、事業全体の強さにはなりません。『ストーリーとしての競争戦略』は、活動同士が流れとつながりを持ち、競争優位を生む構造を考えるために使います。

たとえばXで反応を確かめ、ブログで深掘りし、読者が実際に困っていることを商品にする。それぞれを単発で終わらせず、次の活動につなげられるかを見ます。

※Amazonのアソシエイトとして、当サイトは適格販売により収入を得ています。価格、在庫、版などは購入前に商品ページでご確認ください。

90日後、ダメかもしれない。それでも数字は残す

会社を辞めたことで、成功が約束されたわけではありません。収入はまだ大してありませんし、資産が減れば不安になります。発信を続けても検索流入が増えず、スタンプも売れず、新規事業の種も見つからないかもしれません。

それでも、90日間に何を試し、どこで反応が出て、何をやめたのかは残せます。成功した話だけではなく、うまくいかなかった数字も公開するつもりです。

カウジ

放っておくとサボるので、逃げられないように数字まで公開します。

2026年9月1日は、自由を手に入れた日ではありません。20年前に止めた夢へ向けて、自分で仮説を立て、自分で時間を使い、自分で結果を引き受けるDay1です。

資産で時間を買い、実験し、数字を見て、当たりへ集中する。そこからストックを作り、さらに時間を増やす。

この仮説が本当に機能するのか。まずは90日、実際にやって確かめます。

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