退職後の傷病手当金は会社の証明が必要?8月分と9月分で変わる申請の流れ

私は8月末で会社を退職しました。退職後も傷病手当金を申請する予定ですが、申請書には「事業主記入欄」があります。

もう会社を辞めたのに、毎回会社へ書いてもらうのか。私が最初に迷ったのはここでした。

結論から言うと、会社の証明が必要かは、書類を出す日ではなく、申請する期間に在職中の日が含まれるかで決まります。

私の場合、8月分は在職中の日を含むため会社の証明が必要です。9月分は資格喪失後だけなので、加入先の現行様式では事業主証明が不要です。

目次

会社の証明が必要かは、申請する期間で決まる

確認するのは、書類をいつ出すかではありません。申請する期間に、会社に在籍していた日が含まれているかです。

退職後に提出する書類でも、在職中の日を含む申請なら、会社に勤務状況や給与を証明してもらう必要があります。一方、資格喪失後だけの期間を申請する場合は、事業主証明が不要になることがあります。

健康保険組合の公式FAQでも、資格喪失後は事業主証明が不要で、申請期間に退職日が含まれる場合は退職日までの証明が必要と案内されています。

私の場合は、次のようになります。

  • 退職日:8月末
  • 資格喪失日:翌日の9月1日
  • 申請する期間:8月分、続いて9月分

在職中の日を含む8月分は会社へ証明を依頼し、資格喪失後だけの9月分は加入先の様式を確認して自分で申請します。これなら、「退職後は必要」「退職後は不要」という説明に振り回されずに済みます。

8月分は会社経由、9月分から本人申請へ

私は8月末に退職し、翌日の9月1日に資格を喪失しました。

8月分には会社に在籍していた期間が含まれます。そのため、会社が勤務状況や給与の支払い状況を証明する工程があります。

一方、9月1日以降は資格喪失後です。

この期間だけを申請する場合、会社の給与確定や事業主証明を毎月待つ工程はなくなります。

かなり単純化すると、

8月分:対象期間終了→給与確定→会社証明→医師証明→申請

9月分以降:対象期間終了→医師証明→本人記入→申請

という違いです。

実例:8月末退職 → 翌9月1日資格喪失

会社証明は「提出日」ではなく「申請対象期間」で決まる

解決策:申請期間に在職中の日が含まれるかを確認する

8月 9月 10月 11月
在籍状況 在籍
~8月末
資格喪失後
8月分 申請対象
在職日を含む
退職後に提出
会社証明が必要
9月分 申請対象
資格喪失後だけ
翌月に提出
会社証明は不要※
確認すること: 今回の申請期間に、退職日までの日が含まれているか
※筆者の加入先の現行様式をもとに整理。実際の運用は加入している保険者へ確認してください。

もちろん、退職後ならすぐ振り込まれるという意味ではありません。健康保険側の審査はありますし、医師に証明してもらう工程も残ります。

退職後も医師の証明は必要

会社の証明が不要になるからといって、本人だけで申請が完結するわけではありません。

傷病手当金は、療養のため働けない状態だった期間について医師の証明が必要です。

なお、会社の証明が不要でも、退職後の継続給付を受けられるかは別に確認が必要です。協会けんぽの案内では、退職日までに継続して1年以上の被保険者期間があること、資格喪失時に傷病手当金を受けているか、受けられる状態であることなどが条件とされています。

つまり、退職後は会社との関係がすべてなくなるのではなく、会社に証明してもらう期間が終わり、本人と医師を中心に申請する形へ変わるということです。

なお、退職日当日の行動によっては、退職後の継続給付へ影響する可能性があります。私が退職前に確認したことは、「退職日に挨拶へ行くと傷病手当金はどうなる?」にまとめています。

8月分と9月分、実際に何日かかったかも残す

私は今後、8月分と9月分の申請にかかった日数を記録します。残すのは次の日付です。

  • 申請対象期間
  • 給与確定日
  • 会社証明が完成した日
  • 医師に記入してもらった日
  • 健保へ提出した日
  • 受付日
  • 支給決定日
  • 入金日

8月分には会社証明の工程があり、9月分にはありません。申請から入金までの日数を比べれば、退職前後でどこに時間がかかったのかも分かります。

まだ申請途中のため、支給決定と入金を確認でき次第、この記事へ追記します。

退職前後に確認しておきたい3つ

私なら、次の3つだけ先に確認します。

  1. 在籍中最後の申請は誰が取りまとめるのか
  2. 資格喪失後はどこへ自分で提出するのか
  3. 何月何日の申請分から会社証明が不要になるのか

私は、制度をすべて理解してから会社を辞めたわけではありません。退職願を出し、健康保険を切り替え、傷病手当金と離職票を確認する。手続きを一つ進めるたびに、「ここも確認するのか」と知っている途中です。

だから「退職後は会社の証明が必要か」という一文だけで判断するより、今回の申請期間に、退職日までの日が含まれているか確認することをおすすめします。

私の場合は、8月末退職、翌9月1日資格喪失です。

まず8月分を申請し、その後9月分へ進みます。

実際にどのくらい時間がかかったかまで、結果が出たら追記します。

※2026年9月時点で確認できる公表情報と筆者自身の手続きをもとに整理しています。健康保険組合等によって様式や運用が異なる場合があります。個別の申請方法は加入している保険者へ確認してください。

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この記事を書いた人

44歳。転職後に心身の調子を崩し、休職を経て退職。現在は療養と生活の立て直しを優先しながら、転職・休職・退職・資産形成の実体験を発信しています。

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