仕事を辞めたいのは、仕事量のせい?上司への相談例と、調整後に残る不満

仕事を辞めるか迷い、2週間の記録を見ながら考える40代のカウジ

会社を辞めたい。でも、次の仕事は決まっていない。明日も今の働き方を続けるのはつらいし、収入がなくなるのも怖い。私も44歳で、次の仕事を決めずに退職しました。

振り返ると、辞める前に確かめておきたかったことがあります。抱えていた仕事が減れば、あの会社で続けたいと思えたのか。それとも、仕事量が変わっても離れたかったのか。

ここでは、仕事を減らす相談例と、調整後に残る不満の整理方法を示します。当時の私が実践した方法ではなく、経験を振り返った提案です。体調に余裕があり、仕事量と仕事内容のどちらがつらいのか考えたい人に向けています。

目次

体調を崩しているなら、働き方を試すより休むことを優先する

眠れない、食べられない、出勤前に動悸や吐き気が出る、日常生活を保てない。こうした状態では、負担を調整しながら働き続ける提案が合わないこともあります。医療機関や産業医などへ相談してください。

厚生労働省のこころの耳には相談窓口が案内されています。自分を傷つけそうな切迫した状態なら、身近な人や救急などへ助けを求めてください。以下の観察期間まで我慢する必要はありません。

私は、どこまで引き受けるかが曖昧になっていた

配属先は欠員を抱え、社員や派遣社員のフォロー、資料作成、調整を引き受ける日々でした。現場を知るために必要だと思ううちに、担当範囲が広がっていました。

今なら、人員や分担をもっと早く相談しておきたかったと思います。それで退職を避けられたかは分かりません。ただ、何が変われば続けられるのかを考える材料にはなったはずです。

まず一つ、減らしたい仕事を上司と相談する

見直す候補は、必要以上に仕上げている資料や、担当外の仕事まで反射的に引き受けている場面です。ただし、自分から始めた仕事でも、今は周囲が必要としている場合があります。勝手に止める前に、担当範囲、期限、必要な仕上がりを確認します。

例えば、こんな聞き方ができます。

AとBを今週中に進めると、Cまでは難しいです。どれを優先しますか。Cの期限か担当を調整できますか。

最初は一件で構いません。何を減らすかに加えて、誰が担当するのか、納期や安全に支障が出ないかも相談します。連絡を無視したり、必要な仕事を同僚へ押しつけたりしても、自分が続けたいかを確かめる材料にはなりません。

負担が変わったら、辞めたいと思った場面を残す

分担を変えられたら、振り返る日を決めます。例えば2週間後。これは先延ばしを避けるための仮の目安で、2週間あれば本心が判定できるという方法ではありません。

毎日の終わりに、余裕があれば次の3点を短く残します。

記録すること 見たいこと
減らした仕事と実際の勤務時間 負担が本当に減ったか
起きた支障、周囲に増えた負担 調整を続けられるか
辞めたいと感じた場面 何への不満が残っているか

気持ちが変わらなくても、すぐに「辞めるのが本心だ」とは決められません。ほかの仕事が増えていれば負担は変わっていませんし、繁忙期や体調の影響もあります。納期や安全に問題が出たら、その方法を続けず、分担を見直します。

楽になった部分と、変わらなかった部分から次を考える

振り返った結果 次に確かめること
楽になり、続けたい気持ちが戻った 調整後の分担を続けられるか
一部は楽だが、不満が残る 仕事内容、人間関係、裁量のどこが残ったか
ほとんど変わらない 実際の負担や体調も含め、別の相談が必要か
分担の相談自体ができない 人事や社外の相談先に、状況を伝えられるか

相談を断られた場合は、「今の分担では、どの仕事が期限に間に合わないか」を具体的に伝え、優先順位の判断を求めます。担当上司と話せなければ、人事や別の相談窓口へ。相談した日時と返答を残すと、同じ説明を最初から繰り返さずに済みます。

そのうえで退職を考える段階になったら、生活費・家族との話し合い・再就職の準備を確認する記事へ進んでください。辞めたい理由が見えても、収入が止まった期間をどう暮らすかは、別に確かめる必要があります。

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この記事を書いた人

カウジのアバター カウジ 元管理職

44歳で次の仕事を決めずに退職した元管理職。長期勤続と異業種への転職を経験。次を決めずに辞める40代に向けて、退職前の判断・準備と、その後の経過を発信しています。

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