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Kimochiを使ってみた感想 40代で相談相手がいないときの選択肢

霧の分かれ道で地図を見ながら迷うカウジのキャラクター

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会社へ行くだけで、その日の気力をほとんど使い切る。帰宅しても何をしたいのか考えられず、休日になっても仕事のことが頭から離れない。それでも、友達や家族にうまく話せるほど悩みは整理できていない。40代で何もやる気が出ない人が本当に困るのは、気力だけでなく、気兼ねなく話せる相手までいないことではないでしょうか。

私も、会社員として管理職を経験し、一度転職しました。それでも会社へ行けなくなり、いまは休職しています。昔から友達は多くありませんし、会社の人には話しにくい。家族に同じ話を繰り返すのも気が引けて、結局は一人で考えていました。表向きは普通に働いていても、相談相手がいない40代は、私だけではないと思います。

私はオンラインカウンセリングを、心の病気を治す人が使うものだと思っていました。しかし、悩みがまとまっていない段階で、考えを整理するためにも使えると知りました。休職する前に知っていたら、一人で同じことを考え続ける時間を少し減らせたかもしれません。この記事では、実際にKimochiを使った感想と、料金や利用条件をまとめます。

目次

何もやる気が出ないのに、私は原因まで考えられなかった

休職する前の私は、何かがおかしいとは感じていました。しかし、仕事が嫌なのか、管理職が合わないのか、人間関係に疲れたのか、それとも週5日を会社に拘束される生活そのものが嫌なのか、うまく言語化ができませんでした。

原因が分からないので、対策も「もっと頑張る」か「会社を辞める」の二択になります。どちらも大きすぎて決められず、決められない自分を見て、今度は意志が弱いのだと思う。いま振り返ると、かなり乱暴な自己分析でした。

転職も、資産形成も、できることはやってきたつもりです。不動産を4件買って全部売り、インデックス投資へ振り切り、金融資産は幸いにも3,000万円が見えるところまで来ました。

とはいえ、数字を積み上げれば不安は減ると思っていましたが、私が本当に欲しかったのは、お金そのものより「自分の時間を自分で決められる状態」でしたね。そこを見ないまま条件の良い会社を探しても、同じところで止まった可能性があります。

休職してから、やる気のなさを4つに分けて考えた

当時は原因を考える余裕がなく、全部を「自分のやる気が足りない」で片づけていました。休職して仕事から離れてから、ようやく、同じ「やる気が出ない」状態でも中身は一つではないのではないかと考えられるようになりました。

1. 続ける意味が分からない何のために働いているのか、自分の中で答えがなくなっている状態。
2. 自分にできると思えない必要性は分かっていても、失敗や負担を考えるだけで動けなくなっている状態です。
3. 自分の感情が分からない不安、怒り、疲れなどが重なり、何に反応しているのか区別できない状態です。
4. 何が問題なのか分からないつらさはあるのに、仕事、会社、人間関係、生活のどこを変えればよいのか特定できない状態です。

私に近かったのは、4つ目の「何が問題なのか分からない」状態でした。「会社を辞めたい」とは思っていましたが、会社の何がつらいのか、辞めれば何が解決するのかまでは説明できませんでした。そこで初めて、「辞めるかどうか」を決める前に、何が嫌なのかを整理する必要があると気づきました。

一人で考えても同じところを回るので、話せる相手を探した

ただ、一人で整理しようとしても、収入、家族、これまで会社に使った時間、辞めた後の不安を何度も頭の中で回すだけでした。自分だけでは同じところから動けないため、まずは結論を出すのではなく、まとまっていない話をそのまま聞いてくれる相手を探すことにしました。

家族や友人に話せるなら、それで十分だと思います。ただ、私は友人が多い方ではありません。たまに話せる相手へ「会社は嫌だけど、辞めるのも怖い。資産はあるけど不安。自由は欲しい」と延々聞かせるほどの度胸もありません。自分で書いていても、かなり面倒な話だと思います。

相談相手がいないなら、最初から話を聞くことを仕事にしている人へ頼る方法があります。私は休職してから相談先を調べ、オンラインカウンセリングのKimochiを実際に利用しました。身近な人には話しづらいことを、最初から話を聞くことを仕事にしている人へ話せる。その選択肢を、もっと早く知っておけばよかったと思っています。

Kimochiは、話がまとまっていない段階でも相談できる

Kimochiは、自宅からビデオ通話などで相談できるオンラインカウンセリングサービスです。公式サイトによると、在籍するカウンセラーは全員、公認心理師の国家資格を持っています。仕事、家族、人間関係などを相談でき、カウンセラー選びに迷う人向けの無料マッチング相談も案内されています。

使う前は、オンラインでカウンセリングを受けることに少し抵抗がありました。そもそも、自分はこういうサービスを使うほどなのかという迷いもありました。

ただ、実際に使ってみると、「誰かに話すための時間をあらかじめ確保する」というだけでも意味があると感じました。家族や友人には話しづらいことでも、第三者だから話せることがあります。「転職すべきか」と結論を求める前に、「何がつらいのか自分でも分からない」ところから話せたことも、私には合っていました。

もちろん、使えば何でも解決するサービスではありません。料金はかかりますし、担当者との相性もあります。万人におすすめするというより、「相談したいことはある。でも身近な人には話しづらい」という人にとって、選択肢の一つになると思います。少なくとも私は、使う前に想像していたより利用へのハードルは低かったです。

料金は初月割引、手数料、最低登録期間まで確認したい

2026年8月に公式サイトと利用規約を確認したところ、ビデオカウンセリングの主な月額プランは次のとおりです。公式サイトでは初月30%OFFが案内されています。また、利用規約には、すべての決済でプラン価格の3.6%を手数料として支払うとあります。下の金額とは別に手数料がかかる点に注意してください。料金やキャンペーンは変わる可能性があるため、申込み前に公式サイトで最新情報を確認してください。

プラン回数・時間初月(税込)通常月額(税込)最低登録期間
ととのい月1回・約30分3,278円4,840円4か月
のびのび月2回・各回約60分7,260円10,978円2か月
じっくり月4回・各回約60分14,300円21,978円1か月

「ととのい」は初月の金額だけ見ると始めやすそうですが、最低登録期間は4か月です。のびのびは2か月、じっくりは1か月で、最低登録期間内は中途解約できません。初月の割引額だけではなく、その後の通常料金と3.6%の手数料を含めて考える必要があります。カウンセラーとの相性もあるため、無料のマッチング相談で利用目的やプランを確認してから判断する方が無理はありません。なお、予約日時の24時間前を過ぎたキャンセルや無断キャンセルは、予約回数を1回分使った扱いになります。

Kimochiが合いそうな人と、別の窓口を選んだ方がよい人

Kimochiが選択肢になりそうなのは、何がつらいのか自分で整理できず、身近な人にも話しにくい人です。一方で、会社の制度や労働条件を確認したい場合は、人事、労働組合、公的な相談窓口の方が適していることもあります。

また、強い落ち込みが続く、自分を傷つけたい気持ちがある、日常生活を保てないといった場合は、オンラインカウンセリングだけで抱えず、医療機関や緊急の相談窓口につながることが優先です。Kimochiは医療機関の診断や治療に代わるものではありません。

何も説明できないなら、そのまま話してもいい

以前の私なら、相談する前に悩みを整理し、質問まで用意しようとしたと思います。しかし、それができるなら、そもそもここまで困っていないのかもしれません。「会社へ行きたくない。でも理由は分からない」としか言えなくても、それが今の正直な状態です。

私はまだ、復職するのか、会社を辞めるのかを決めていません。ここまで長く考えて決めていないので、偉そうに人生の正解を語れる立場でもありません。ただ、自分の都合の悪い本音まで誰かに話したことで、「やる気がない」で片づけていた頃より、次に考える場所は見えやすくなりました。

仕事を辞めたい気持ちや次のキャリアをもう少し長い目で考えたい人は、『ロングゲーム』を読みながら次のキャリアを整理した記事も参考にしてください。


参考情報

※料金・キャンペーン・利用条件は変更される可能性があります。申込み前に公式サイトで最新情報をご確認ください。

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